本計画は敷地内にあった既存の乳児棟と幼児棟のうち、耐震診断を行った結果、問題が見つかった幼児棟を建て替えるというものでした。 都市計画上も様々な工夫を凝らし、建築面積を抑えつつ、上部の床面積を確保するために逆楕円錐という特徴的なカタチを取っています。 また、事業マネージメントにおいても、京都府内産材の補助金「公募型木のまちづくり推進事業」を活用することで、法人の負担を下げつつ、健やかな保育環境にするべく多くの木質を用いたここちよい室内環境を実現することが出来ました。